【本の感想】桜坂洋 『よくわかる現代魔法3 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ』

桜坂洋 『よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ』 集英社集英社スーパーダッシュ文庫)、2004年発行を読みました。『よくわかる現代魔法2 ガーベージコレクター』の続編です。

☆☆

一行目のインパクトが強烈です。そういう方向性をそういうもんだと楽しめればいいですが、そうでないと痛々しいです。

一ノ瀬弓子クリスティーナはパンツをはいていない

パンツをはいていないから何なんだという話ですが、一行目がこれです。一作目『よくわかる現代魔法1 new edition』の六年前が舞台なので、彼女は高校生では無く小学生です。

そういうのが楽しめるならいいのではないでしょうか。とはいえ、シリアスな場面でもこの描写があります。その面白さはさっぱり分かりません。

シリアスな緊張感ある場面に耐えられず、つまらない笑いを混ぜているように感じました。

登場人物の掘り下げ回

六年前が舞台です。一作目『よくわかる現代魔法1 new edition』誕生秘話でもありますし、金髪たてがみロールが似合いそうな高飛車な一ノ瀬弓子クリスティーナが魔法使いになることを選んだ話でもあります。いわば掘り下げ回です。

魔法により主人公のこよみが六年前に飛ばされたことで、六年後に若干の変化があるのですが、世界に影響があるのかは分かりません。ささやかな変化ですし、魔法ですし、ハッピーエンドなので「これでいいのだ」なのかもしれませんが、今後が気になります。

さいごに

登場人物の掘り下げ巻です。特有のところは理解が無いと読んでいてイタイだけです。ユーモアにしても身内受け感があり、 そういうのが好きで分かっていて、楽しめる人向けです。

大人になって冷めてしまうと痛々しい限りです。

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