【本の感想】デイヴ・アスプリー 『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』 栗原百代訳

デイヴ・アスプリー 『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』 栗原百代訳 ダイヤモンド社、2015年発行を読みました。

原題は『THE BULLETPROOF DIET – LOSE UP TO A POUND A DAY,RECLAIM ENERGY AND FOCUS,UPGRADE YOUR LIFE』です。

テクノロジーを利して体の内外の環境を変え、望むとおりに動くようコントロールする技術を追求しています。言い換えるならば、金持ちの健康オタクの研究成果です。

☆☆☆

バターコーヒーに目がいきますが、本当のところはファスティング(断食)と食事バランスです。断食中にお腹が減るのをどうするかというのでバターコーヒーです。食事バランスはタンパク質と炭水化物を控え目にしてその分を脂質で摂るという考え方です。

炎症にこだわりすぎているためか、炎症を徹底的に避ける姿勢を貫いています。

断続的に断食をすることが効果的

p143の図が本質を表しています。夜に多少の炭水化物、それだと朝はお腹が減るので完全無欠コーヒーをとり、腹もちをよくする。そうしてその間は食事を控えることで18時間の暖色をする。そういうスタイルです。

どう考えてもこってりしている「バターコーヒー」や「シリコンバレー式」、「最強の食事」、「完全無欠」など、惹かれるキーワードは多いです。しかし、よく読むと18時間の断食をどうやってするかと、その結論に行きつくまでの著者の行動と苦労が書かれているにすぎません。

自分の身体は自分が食べたものでできている。

「自分の身体は自分が食べたものでできている。」とはどこかで聞いたフレーズですが、当然と言えば当然です。そうして出てくる結論は、農薬、食品添加物、加工食品、遺伝子組み換え、カビ毒などです。それらをさけて、高品質な食事が必要としています。

コーヒーに入れるバターは必然的に無農薬の牧草で育てられたバターということになります。バターである理由は炎症を抑えるためです。世の中には炎症を発生される食べ物がたくさんあります。その数はかなりありますが、著者はヘルシーな完全無欠の脂肪は炎症を減らすと語っています。つまりは牧草飼育牛のバターです。

食物連鎖を考えると、牛の食べ物にも自然な食べ物の方が良いわけです。

炎症を防ぐために反栄養素はさける

炎症にかなりこだわっているように感じます。他には反栄養素として阻害するものにも厳しい目を向けています。

そのため、大豆はダメでフルーツもナッツもダメです。すべてがダメというわけではありませんが、完全無欠ではなく注意が必要としています。もちろん、全てを完璧にするようなことを著者が主張しているわけではありません。

それでもこれらは私の知っている上記とは遠いです。意外性を感じただけでなく、アメリカの食物事情というのはそれだけ危ないのかと思いました。利益と利便性を追求するというのは怖いですね。

食事バランス

食事バランスはタンパク質と炭水化物を控え目にしてその分を脂質で摂るという考え方です。そして野菜はたくさん食べます。

低炭水化物ダイエットをちょっと変えたバージョンと考えると、炭水化物はほんとうに困った扱いなんだなと思います。特に小麦には大変厳しい目を向けています。

さいごに

根拠は自身の研究と経験というのをどこまで信じるかということにつきます。私が実践するとすると、断食をすること、コーヒーを飲むこと、加工商品を避け、有機栽培を選ぶくらいでしょうか。

生活習慣で言い直すと、朝にコーヒーを飲む、朝食か夕食を避け断食をすることになりそうです。平日はフルタイムで仕事をしていると昼食は完全無欠にほど遠いですし、仕事中のエネルギー切れは避けたいので、朝食もがっつり食べるかバターコーヒーに挑戦することになりそうです。それと休日は自炊で野菜たっぷり料理を食べるですかね。

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