【本の感想】カレー沢薫『もっと負ける技術』

カレー沢薫『もっと負ける技術』 講談社講談社文庫電子版)、2016年発行を読みました。

マイナビニュースにて連載している「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」をまとめたものです。

タイトルは前作『負ける技術』の続編ですが、内容はあまり関係のないエッセイ集です。

☆☆

イタイオタクの自虐ネタ満載ですが、ネタはすべりまくっています。

滑るネタ

とにかく面白くありません。『負ける技術』にあった切れ味は鈍くなっています。ネタの選定が間違っているような気がしてなりません。

著者もそのことを分かっているのか、あとがきで

そもそも「会社員との兼業漫画家」などというと特殊性があるように思われるが、そんなもの「地味×地味」である。

と書いています。その地味さを面白くするためか、自虐に走っているのですが、これがつまらない。

さいごに

期待したものがなく、自虐は露悪に近く、ものすごい消化不良感のある本です。著者の得意分野を存分に伸ばしたテーマで書いてほしいものです。

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