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[読書雑文]『粗食のすすめ 新版』幕内秀夫

『粗食のすすめ 新版』幕内秀夫を読みました。『粗食のすすめ』は発売されて十五年が経ちました。旧版に加筆、修正、削除などを行った上で再編集したのが本書です。

旧版から十五年

旧版と主張するところは変わっていません。しかしながら、粗食度テストや施設ガイド、本の紹介などは削除されていたり、危険と決めつける表現も変わっているため、攻撃的だったところが減ったようにように思います。これは『粗食のすすめ』が発売されてから十五年経ったことの自信のあらわれなのでしょう。

主張する内容はシンプルです。細かいことは考えず、昔の日本人はどのような食生活だったのかを思い返し、実践すれば本物の健康をつくることができるというものです。

本書の主張するシンプルな内容とは

  • できるだけ玄米に味噌汁、漬け物を食べること。
  • できるだけ加工される前の状態の食物をできるだけまるごと食べること。
  • 季節や風土にあった食物を食べること。

「季節や風土にあった食材をできるだけ未精製で食べよう。」一言でまとめるとそれだけです。

その理由は以下の通りです。

  • 人の体は何を食べていたかで決まる。
  • 栄養素や食材の良い悪いは全て分かっていないので情報に振り回される必要はない。
  • だから祖先の英知がつまった昔の食事を行えばよい。
  • 昔の食事は季節ごとの食材をまるごと食べる粗食だった。

より詳しく理由を確認したいのであれば一読をお勧めします。

実践する価値はあるか

当て推量のような表現もありますが、内容はシンプルなため実践することは簡単です。なぜかよく分からないけど体の調子が思わしくないのであれば、本書の内容を実践する価値はあります。

本書以外にも著者名で検索すると関連レシピ本もでてきます。本書を読んでうなづけるところがあるならば関連レシピ本も続けて読めばよいと思います。

体験して言えることとして、便秘は解消され糞便も臭くなくなります。他は複合的な理由があるのでなんとも言えません。それでも「粗食」をやめていた時期は、本書のケーススタディの前のような状態になったのも事実です。

その時は「食源病」という言葉を思い出しました。だからこそ実践する価値はあります。


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