[読書雑文]『生還の海』岡崎大五

『生還の海』岡崎大五を読みました。ライフセーバーをしている三人の大学生が漂流し、無人島にたどりつきました。しかし、そこで待っていたのは密入国者でした。

足りないものだらけ

面白くないです。おおきな冒険があるわけではありませんし、人物は小粒です。密入国者との暴力によるやりとりは不快です。

主人公を含む三人の大学生のうち、太田は分かりやすい性格です。主人公はミスはするわトラウマを抱えているわといいところがありません。その割に耐える力はあり最後は克服して終わりをむかえるのですが、なぜ耐えられるのかという背景の説明が足りないように思います。その他のやりとりも含め現実味を感じにくいです。

トラウマを克服する姿を書きたかったのか、近隣諸国との関係を書きたかったのか、海の危険性を書きたかったのか。どの話も飛び抜けたエピソードはありませんし、現実味を感じられなかったです。話はハッピーエンドで終わるですが、現実味のなさからくる違和感を最後まで払拭できなかったため、何が面白いのか分からなかったです。

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