[読書雑文]『本ってなんだったっけ?』森彰英+「週刊読書人」取材チーム

『本ってなんだったっけ?』森彰英+「週刊読書人」取材チームを読みました。副題は『紙の本の未来を考える』です。紙の本の業界を考察しています。

紙の本業界のこと

紙の本の業界がどのような状況にあるか。書店はどのような展開をしているか。コンテンツの作り手たちはどのようにコンテンツを作っているか。話は大きく三つに分かれます。そこにはVS電子書籍というものはなく、あくまで紙の本に関することが書かれています。

出版不況と言われる状況や、増え続ける新刊に本屋がどのように対応しているかは他でもよく聞く話です。特に特別なことは書かれていません。本の専門家ではなく、何かの専門に付随する本、何か別の所に関連するための本という形をとろうとしているところが大きく取り上げられています。

作り手の話

興味深いのはコンテンツの作り手たちの話です。単行本だけではなく雑誌にも商店を当てています。プロたちがどのように、何を軸にコンテンツを作っているのか。その目線や思想は、素人の作るコンテンツがあふれる状況にあるネットの世界と異なります。

本にこだわるが故に本だけにこだわらない。しかし本は関係する。そういう世界を見ることができますし、それらを踏まえた考察というのは興味深いです。結局のところ、本は本だけに終わらない広がり続ける知識の曼荼羅みたいなものなのかも知れません。

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