[読書雑文]『窓から逃げた100歳老人』ヨナス・ヨナソン(訳)柳瀬尚紀

『窓から逃げた100歳老人』ヨナス・ヨナソン(訳)柳瀬尚紀を読みました。原題は『The Hundred-Year-Old Man Who Climbed Out of the Window and Disappeared』です。

あらすじ

100歳の誕生日に老人ホームから逃げ出した主人公の今と、若かりし頃のやんちゃ時代頃の話が交互に繰り返される物語です。

壮大な法螺話

壮大な法螺話です。言い換えるとお笑い版フォレスト・ガンプです。感動はありませんが、そのばかばかしい行動とリンクする歴史的出来事、著名人とのやりとりには笑いと楽しみがあります。

あまり悪意はなく、少し頭の足りない人たちと、楽しみを決めている主人公とのやりとりが今の昔も繰り返されています。今の話は行き当たりばったりで、言っていることも適当なような馬鹿らしさです。さらに主人公の周りが輪にかけて馬鹿なので、二重の馬鹿さ加減で物語は進みます。

さらに主人公の昔話も大概の内容です。そのため、そんな過去のある主人公なら今の馬鹿らしい出来事とその対応もそんなものかと奇妙な説得感を作り出してしまいます。その珍道中がなんども壮大かつ馬鹿らしく、面白いです。

なにわともあれアルコールがあることと他人に苛立たないことと行動することが愉快な人生の秘訣ということでしょうか。ブラックジョーク連発ですが、主人公のフットワークよろしく軽く流しているのが印象的です。

スポンサーリンク
アドセンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


スポンサーリンク
アドセンス