[読書雑文]『人間はどこまで耐えられるのか』フランセス・アッシュクロフト(訳)矢羽野薫

『人間はどこまで耐えられるのか』フランセス・アッシュクロフト(訳)矢羽野薫を読みました。原題は『LIFE AT THE EXTREMES』です。

どのくらい高く登れ、深く潜れ、暑さ寒さに耐え、速く走れ、宇宙で生きて、生命は耐えられるかの計七つについて書かれています。

様々な挑戦

七つの切り口で書かれていることに共通しているのは科学者たちの知的好奇心と危険な挑戦です。

限界に挑戦する以上、致し方ないことなのでしょうが、安全性を若干軽視しがちな実験の連続です。

比較的分かりやすい内容

ライフサイエンスの研究者が一般読者向けに書いた本を対象とする章をめざして書かれただけあって、比較的分かりやすい内容です。また、それは身近でありながら知らない身体の限界に関することなので、知的好奇心がくすぐられます。

とはいえ、真面目に語られておりウィットはありません。そのため、数字が並ぶところなど一部退屈するところもあります。その部分を除けば人体の不思議と限界に挑戦する科学者たちが読書を大いに楽しませてくれます。

知らないことを知る楽しみがある

この本の内容が即、生活に役立つわけではありません。しかし、紹介されている実験を通じて得た知見によって様々な対策がされている環境で生活しているのも事実です。

そんな科学者たちの奮闘はきっと楽しめるはずですし、知らないことを知る楽しさが本書にはあります。

スポンサーリンク
アドセンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


スポンサーリンク
アドセンス