[読書雑文]『遺品整理屋は聞いた!遺品が語る真実』吉田太一

『遺品整理屋は聞いた!遺品が語る真実』吉田太一を読みました。副題は『消せなかった携帯の履歴、孤独死のサイン、女の遺し物…』です。日本初の遺品整理業を営む著者による遺品にまつわる故人と遺族にまつわる出来事をまとめています。

遺品というデリケートな話

遺品というデリケートなことが発端の話のためか、言葉を選んでどこかしんみりするようなことを淡々と語っています。

その中身は修羅場になるような話やしんみりするような話、本当のところは分からないけれどもギクシャクしていたであろう親族間の話、死に方と場所の環境と遺品の関係など、そういう現場にいたからこそ分かるであろう様々な話です。

必要以上に入り込まない立ち位置のためか、のぞき見するなところはほとんどありません。ただ分かるのは本の題名にも書かれているとおり、「遺品が語る真実」は思った以上に雄弁であることに気づかされます。

そういった出来事の後に、著者がぽつりと語って一つの話は終わります。どこか寂寥としているのが印象的でした。

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