[読書雑文]『英国一家、日本を食べる』マイケル・ブース(訳)寺西のぶ子

『英国一家、日本を食べる』マイケル・ブース(訳)寺西のぶ子を読みました。原題は『Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking』です。イギリスのトラベルジャーリストであり、フードジャーナリストである著者が、家族とともに100日間日本に滞在して様々なものを食べ歩くエッセイです。

日本の食はどう見られている?

面白いかというとそれほどではありません。日本の食事というのはそういう見方をされているというのが分かります。

食事の内容は庶民的な食べ物よりも、庶民では食べることも行くこともできないようなところが印象的でした。そのため、庶民では知ることの出来ない日本料理の本質が分かるのではないでしょうか。

イギリス的なジョークとユーモア

著者の表現方法はイギリス人風といえばいいのか、独特の言い回しです。対象となる読者層は日本人ではないのでしょう。日本人からすると解説する必要がないところも解説しており、ややくどく感じるところがあります。

イギリス的ジョーク、ユーモア、事情が分からない、もしくは偶然なのかわざとなのか分からないネタを笑って受け止められないと面白くありません。むしろ不快です。

著者は何者?

それにしても著者は何者なのでしょうか。庶民では行けないところ、会えない人物との関わりが多いです。よくコーディネイトされているともいえます。

ジャーナリストとしての側面なのか社会的主張がいくつかあります。スマップとアイヌのくだりは著者が調べて体験した上での主張なのか、コーディネイトした人たちの主張なのかが分かりません。

そのように色々考えると無邪気に楽しめないですね。

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