[読書雑文]『炎上天網カグツチ2』砂義出雲

『炎上天網カグツチ2』砂義出雲を読みました。ネットの炎上力を力に戦う高校生を中心にした戦隊ハーレムラノベの続編です。題材はリベンジポルノ・デスブログ・いいね!です。

リベンジポルノ・デスブログ・いいね!

ただ炎上するだけではないネタです。迷惑を被った人たちの話のためか、前作に比べると内容に重みが出て面白いです。

ネタ元は当時、2chや関連のまとめサイトを巡回していた人からすれば知っている内容です。直球過ぎる内容に笑えないところもあります。懐かしさ半分と失笑半分です。

身内で楽しんでいたのものが世間に広がる環境が出来たばっかりに荒らされていくという経験は、古き良きを経験した身ならば分かるのではないでしょうか。高校生である主人公はその深淵をのぞき込もうとしていますが、本書ではまだ結論は出ていません。

いいね!の話は軽くて黒い

そのような重い話を吹き飛ばすようないいね!の話は、軽いようで随分と黒い話だと思います。誰も傷つかないみんながいいね!をしてくれる承認欲求の塊の人には理想郷のような世界が語られています。

いいね!の話は本編というよりも外伝のような感じです。しかし、重い話が続いた後に軽いようでブラックな話で物語をまとめているのが面白いです。

重い話と軽い話、パロディとブラックジョーク、ただのバカ騒ぎではないテーマ性のある話、これらをライトノベルとしてさくっとまとめているのが良かったです。

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