[読書雑文]『マージナル・オペレーション[F2]』芝村裕吏

『マージナル・オペレーション[F2]』芝村裕吏を読みました。5巻以後の話です。本編で登場した子どもたちの話と、著者の他の作品とリンクする話の四編がまとめられています。

Fよりも本編寄り

前作のFよりも本編に近く、かつ遊びもほどほどなので十分楽しむことが出来ました。

戦争は終わったけれども苦労は絶えず、子どもはいないけど子どもたちはたくさんいる環境下で教育には色々と大変なようです。オペレーションをする鋭利な思考も硝煙の世界にとどまっている子どもにはなかなか伝わらず、子どもたちに振り回されているアラタの姿が面白いです。

本編ほどではありませんが煙硝の匂いがしますし女の気配もあります。大規模な戦いがないせいか、マージナル・オペレーション日常編というようなどこかぼけた感じが良かったです。

クロスオーバー

最後の特別編は、さりげない『宇宙人相場』からの登場や『富士学校まめたん研究分室』のその後の世界ともいえるまめたんの活躍、テキストサイトやニコニコ動画で知っている人もいるとある坊さんの登場と、色々と混ぜ込んだどんちゃん騒ぎのような物語です。

本編の真面目なところとどんちゃん騒ぎようなお祭り的なところがうまく混じり合っています。

全体をあらためてみると、正統派外伝といった趣です。

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